新潟県十日町市新宮地内

豪雪で有名な新潟県十日町市。その積雪がもたらすミネラル豊富な雪解け水、そしてすぐ側には信濃川が流れ中山間地域特有の昼夜の寒暖差から起こる稲刈り前の河霧により河川のミネラルも浴びて育つ信濃川流域米の産地です。

株式会社のうランド
宮澤社長さん

「農業の魅力や素晴らしさを伝え、農業を守っていきたい」
という想いを持つ、若手農業家3人が集結して立ち上げた農業法人です。
先人の培った知識や技術を受け継ぎ、次世代の若手が結集し 十日町市の美味しいお米を全国に届けたいという思いのもと、 縦と横のつながりを大切に、農業に取り組んでいます。

先ずは土づくりとおっしゃる宮澤社長さん。
稲刈り後には近くの養豚場から出る豚ふんを利用した安心安全な有機肥料を田んぼに撒きます。さらにキノコの排菌床を燃やした灰と併せ土に地力をつけます。そして春には積雪がミネラルを含んだ水となり圃場を満たします。
育苗では地元の生産組合が生産している十日町市の果物「さるなし」から作った発酵飲料を天然酵素として散布しています。
地元で入手できる様々ものを上手に有効活用されていらっしゃいます。